【立山・剣岳】

立山連峰縦走〜剣岳〜剣沢雪渓〜仙人池〜黒部峡谷
           2005年8月17日〜22日 






               立山・剣岳登山記 8月17日〜21日 

この間の、天気予報降水確率50%前後とよろしくない。
16日、富山地方は集中豪雨で、立山行きの富山電鉄が途中崖崩れで寸断され、バスに乗り換え室堂まで、先行き不安な入山となった。

「立山縦走」雄山神宮で山行好天祈願、大汝山から眼下の黒四ダムのコバルトグリーンの湖が印象的。

「剣岳」明け方4:30頃まで降雨の為、登山者が少なく渋滞地帯の岩壁のカニノタテバイ、ヨコバイも待ち時間なしで、スムーズに通過できた。
途中、外国青年が滑って腕を骨折、前歯を折り、ヘリコプターで救出されたことを聞き、この山の厳しさを新めて思い知らされた。
剣沢雪渓はアイゼン無で下れたが、その後、幾つかの谷の雪渓トラバースではクレパスやスノーブリッジに注意しながら一歩一歩慎重に進む、まさにヒヤヒヤドキドキの連続でスリル満点である。

その後は、豪雨で荒れた足元の悪い下り坂、谷筋、沢筋を経て、秘湯仙人温泉に浸かる。阿曽原温泉を経由して、このスケールの大きい花と展望のロングコースもフィナーレの欅平近くで本格的な雨となった。

最終宿泊地の鐘釣温泉では、川沿いの露天風呂に入浴、こつ酒を戴きながら“やっぱり山は素晴らしい”で締めくくった。
今回のビッグな登山は天気との巡り合せが良くて、無事計画通り進み、楽しい大満足の山行きであった。

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