《大船山&阿蘇根子岳の紅葉》

2007年10月30日〜11月1日
10月30日(水)晴れ
吉部登山口9:55発⇒坊がツル11:35⇒大船登山12:00⇒段原13:15⇒大船山13:40⇒御池13:55(昼食)⇒大船山下山14:45⇒坊がツル15:50⇒暮雨の滝16:50⇒吉部登山口17:30着

登山口駐車場は既に満車、何とか駐車スペースを探す。好天で暖かいこの日はTシャツで出発。登山開始後は紅葉には早過ぎたとかと思えるほど青々としているが、森の息吹を胸深く吸い込み、渓流沿いを登っていくと林道突き当りから青空に真っ赤に染まったハゼやイロハモミジが照り映える大樹が目に入ってくる。
暮雨の滝道と合流すると目前に三俣山が迫る、この一帯が紅葉前線の見頃を迎えていた。
一面ススキ原の坊がツルに紅葉の平治岳、大船山に青空。足元にはリンドウの可愛い花が、まるで映画の世界に自分が立っているようである。
大船登山口から上層は紅葉の時季は少し過ぎた淋しさが感じた。


11月1日(木)曇り
《上色見から東峰〜根子岳ピストン》
上色見登山口9:40発⇒東峰11:20⇒天狗のコル12:50⇒東峰14:25(昼食)⇒登山口15:40着

R265から牧場道を5分も入ると牛舎のある上色見駐車場到着、今から登山開始の山口の6人グループ車の2台しか駐車していない。
見晴らしの利かない林の急登を1時間も登ると、目前に険しいギザギザの根子岳の岩峰が見事な姿を見せてくれる。
登るに従って山全体が赤や黄に染まり、その景色は間違いなく超一流である。
東峰で景色を楽しみ暫し休憩、次は山全体が紅葉で燃えている痩せ尾根を天狗岩を目指し、興奮しながら写真を撮りまくり進む。
まるで美術館で鑑賞する絵画、いやそれ以上の繊細な色彩を施すことは不可能であろうと思わせるほどの絶景である。
天狗のコルから高森を望むダイナミックな地獄谷は落ちれば命の保障はないが、眺める分には「極楽」である。
絵の具を散りばめたような色鮮やかな紅葉は素晴らしの一言で、忘れることはないだろう。
去り難い感動の美世界を瞼に焼付け、後ろ髪を曳かれる思いで根子岳をあとにした。

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