スケジュールメモ
4月21日(土)曇り
泉大津港5:30着、列車とバスを4回乗り継ぎ、三重県:三多気の桜名所公園8:45到着。杉平バス停9:00出発⇒真福院9:45⇒登山口9:45⇒大洞山雌岳10:25⇒雄岳11:00⇒倉骨峠11:40⇒尼ケ岳12:40(昼食)⇒富士見峠13:50⇒下太郎生バス停15:10⇒高原ホテル「曾爾」15:40着
杉平バス停付近から真福院へと桜老樹並木は続くが、既に葉桜状態で、祭りの後の静けさである。長閑な田舎の田園風景に残り桜で雰囲気を味わいながら、キャンプ場上の林道へ、ここが登山口。一気に厳しい杉や桧植林の中を急登すると、眺めの素晴らしい大洞山雌岳、山頂からは室生火山群の山々や山脈が屏風を立てように波打って美しい。縦走路は短いが、歩き難い階段道のアップダウンを繰り返すため、歩幅を合わせるのに苦労する。また、尼ケ岳山頂は広々とした草原、大パノラマの展望は途中の苦労を忘れさせてくれる素晴らしさ。
夜桜ライトアップの情報を得て、下山後の宴会は早めに切り上げ「屏風岩公苑の夜桜」見物。
4月22日(日)曇り
ホテル7:30発⇒屏風公苑7:45桜見物⇒屏風岩山頂8:25⇒住塚山8:50⇒国見山9:35⇒クマタワ峠10:25⇒室生村林道11:45⇒室生川バス停11:45⇒(昼食後)室生寺観光
昨晩の「屏風岩夜桜」ライトアップと違って、室生火山群がつくった柱状節理の「屏風岩」を桜の花越しに見上げと実に壮観。この時とばかりに、名山と桜のベストポイントとして多くの写真家を惹きつけていた。我々は登山の特技を生かして、この屏風岩山頂(936m)に立ち、公苑の桜並木を見下ろした。これまた、淡い桜のけむりを敷いたような見事な美しさである。住塚山、国見山とも、よく手入れされた植林の中の急傾斜のコブを一つ二つと越える。
山頂にはベンチが置かれ、四方を遮るものはなく室生火山群の山々が一望でき景観は抜群である。
山を早々に駆け抜け昼食後、楽しみは大自然と文化遺産の室生寺観光。
折しも、いたるところに石楠花や山桜の老樹が咲き競い、背景に杉の大木が鬱蒼と立ち並ぶ、合間には国宝級の寺院が映し出される様は、多くの文筆家や写真家が絶賛したといわれた意味がうなずけた。
|