「往 路」 古賀IC⇒(九州自動車道…127km:1時間35分)⇒御船IC⇒(R445…30km:40分)⇒通潤橋(7km:10分)⇒ 鮎の瀬大橋(1km)⇒大しめ縄(未舗装道路…5km:20分)⇒駐車場所(林道5分)→登山口 「登 山」 『上り』…登山口→1時間→天主の舞台→1時間→ヤマシャクヤク群落→20分→天主山山頂 『下り』…天主山山頂→50分→天主の舞台→45分→登山口 |
ヤマシャクヤクはすでに花弁が落ちただろう?遅咲きが少しでも残っていればヨシの思いで出かけた。 目的の天主山登山口までは、目標の標識が何処もしっかりと整っているので迷うことなく、9時30分に到着。 登山は取り付きからロープが下がっている急登の連続を約1時間、展望は利かない。 緑濃くなった新緑の山並みも黄砂のため霞んでボンヤリ見える。 視界がやつと開ける「天主の舞台」までは登りの一辺倒。 途中休憩していたら、夫婦連れに出会い「今日は人が少なくて好いですね!」と言う。 花状況を知らない私は「ヤマシャクヤクが終わっているからでしょう」と応えると。 このご夫婦は先週来て山頂付近は、まだ蕾だったので、今日また登って来たという。 「ヤッター、ヤマシャクヤクが見られる」と思うと、期待で一辺に元気が湧いてきた。 天主の舞台から天主山頂を結ぶ稜線には地形図にないピークがいくつかある。 逸る気持を抑えながら、ついつい次は山頂だろうと期待して何度も裏切られながら約1時間。 やっとヤマシャクヤクの群生地に入ってきた。 山頂までの20分は斜面一杯のヤマシャクヤク、予想以上の大群落である。 山頂から南へ30分ほど歩くと、其方にも群落があると聞き向かったが、椎矢峠登山口からの登山者に 尋ねるともう終わっていると聞き。引き返し、山頂付近のヤマシャクヤクを楽しみながら昼食にする。 昼食をとりながら花や景色を眺めていると、花畑横の通路の枝に気になるものが「カズラ?…ヘビ!…!」 近付いて見ると、なんと「ヘビが!」ご覧のポーズで枝に巻きついている。 道のすぐ横、約50cm程しか離れていないところを、何人かの登山者が行き交うが誰も気付く人はいない。 教えると恐がるので、だんまり決め込んでいた。何のポーズ?かヘビも微動だにしません。 間違ってこんな物にでも触ったものなら即気絶するぞ! ただでさえ、急勾配の下り難い坂に、大樹の張る根っこがヘビに見えたり、幾度か滑りながら登山口に15時半到着。 暖かくなると、こんな生き物も出没するので「ご用心」、登山口の緑川ではヤマメ渓流釣りの収穫を見せて貰った。 |