熊本県:天主山(1494m)のヤマシャクヤク
2007年5月26日(土)


                           「往   路」
古賀IC⇒(九州自動車道…127km:1時間35分)⇒御船IC⇒(R445…30km:40分)⇒通潤橋(7km:10分)⇒
鮎の瀬大橋(1km)⇒大しめ縄(未舗装道路…5km:20分)⇒駐車場所(林道5分)→登山口
                           「登   山」
『上り』…登山口→1時間→天主の舞台→1時間→ヤマシャクヤク群落→20分→天主山山頂
『下り』…天主山山頂→50分→天主の舞台→45分→登山口 

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ヤマシャクヤクはすでに花弁が落ちただろう?遅咲きが少しでも残っていればヨシの思いで出かけた。
目的の天主山登山口までは、目標の標識が何処もしっかりと整っているので迷うことなく、9時30分に到着。
登山は取り付きからロープが下がっている急登の連続を約1時間、展望は利かない。
緑濃くなった新緑の山並みも黄砂のため霞んでボンヤリ見える。
視界がやつと開ける「天主の舞台」までは登りの一辺倒。
途中休憩していたら、夫婦連れに出会い「今日は人が少なくて好いですね!」と言う。
花状況を知らない私は「ヤマシャクヤクが終わっているからでしょう」と応えると。
このご夫婦は先週来て山頂付近は、まだ蕾だったので、今日また登って来たという。
「ヤッター、ヤマシャクヤクが見られる」と思うと、期待で一辺に元気が湧いてきた。
天主の舞台から天主山頂を結ぶ稜線には地形図にないピークがいくつかある。
逸る気持を抑えながら、ついつい次は山頂だろうと期待して何度も裏切られながら約1時間。
やっとヤマシャクヤクの群生地に入ってきた。
山頂までの20分は斜面一杯のヤマシャクヤク、予想以上の大群落である。
山頂から南へ30分ほど歩くと、其方にも群落があると聞き向かったが、椎矢峠登山口からの登山者に
尋ねるともう終わっていると聞き。引き返し、山頂付近のヤマシャクヤクを楽しみながら昼食にする。
昼食をとりながら花や景色を眺めていると、花畑横の通路の枝に気になるものが「カズラ?…ヘビ!…!」
近付いて見ると、なんと「ヘビが!」ご覧のポーズで枝に巻きついている。
道のすぐ横、約50cm程しか離れていないところを、何人かの登山者が行き交うが誰も気付く人はいない。
教えると恐がるので、だんまり決め込んでいた。何のポーズ?かヘビも微動だにしません。
間違ってこんな物にでも触ったものなら即気絶するぞ!
ただでさえ、急勾配の下り難い坂に、大樹の張る根っこがヘビに見えたり、幾度か滑りながら登山口に15時半到着。
暖かくなると、こんな生き物も出没するので「ご用心」、登山口の緑川ではヤマメ渓流釣りの収穫を見せて貰った。 

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