【2008年10月19日(日)快晴】
〔コース〕 鱒淵ダム7:55出発→登山口8:25→ホッテ谷別れ8:55(ホッテ谷新道)→鳥落し10:10→荒宿荘10:25→ 福智山10:40〜11:00→頂吉分岐11:22→念仏坂11:55→赤牟田の辻12:12〔昼食〕13:00発→焼立山13:14 山犬峠13:55→コル14:30→牛斬山14:35〜14:45→コル14:50→登山口15:30→採銅所駅15:50着 |
秋の長閑な陽射を浴びながら、10年前歩いた福智から牛斬縦走を行った。 小倉駅からタクシーで鱒淵ダムへ、定刻吊橋を渡りダム沿いの舗装道を30分ほど進むと、ホッテ谷登山口。 ここから山道らしくなり、ホッテ谷新道を荒宿荘まで、風通しのよくない樹林帯をひたすら登る。 荒宿荘で小休憩、天気が好いので小屋には誰も居ないがいつも綺麗に掃除されている。 小屋からは展望も開け、素晴らしい青空にススキと大岩がどんとした福智山頂、日曜日とあって可也な人で 賑わっている。 山頂からは360度の大展望を見渡せるが、この広い山頂は天気のよい日は日陰がないのと、 虫の多さに悩まされる。 山頂を境にして、これまでの樹林間歩行から大草原歩行の好展望に一変する。 一服して向う、遥か遠く牛斬山への縦走路を望むと大草原のススキ穂が太陽の光でキラキラ輝き実に美しい。 福智からの登山道は防火帯として綺麗に草刈されており、背丈ほど伸びたススキの間を念仏坂まで何度か緩やかな起伏を繰り返し、高山植物を愛でながら楽しめるコースです。 胸突き八丁の急坂を登ると、赤牟田の辻ピーク、草が綺麗に刈り取られ広々として気持がよいところで昼食。 ここから牛斬方面の縦走路を見渡すとゴルフ場かスキー場にいるみたいで防火帯が実に綺麗に進むべき 方向をしっかり示してくれているので迷う心配はない。 牛斬山は主稜線を外れており、縦走路コルの標識から5分程度で登れる。 牛斬山も360度大展望である、ただ一ノ岳は石灰岩が掘削され、すっかり平らになって以前に比べ無残な 変貌姿は痛々しく無性に腹立たしかった。 牛斬からは薄暗い樹林帯の中を登山口まで下り、堰堤から採銅所駅までアスファルト道路を歩き予定通り 採銅所駅に16時到着である。 |
鱒淵ダム吊橋を渡る | 朝もやに浮かぶ吊橋 | ||
福智:荒宿荘この後ろにバイオトイレが新しくできました | 荒宿荘からあと一息で山頂 | ||
福智山頂昼時の賑わい | 山頂岩場から直方遠賀方面 | ||
青空にススキの大草原が見事でした | 綺麗に草刈した防火帯が登山道です | ||
背丈ほど伸びたススキトンネルが迎えてくれます | 念仏坂の急登から振り返ると福智山の頭が見える | ||
ススキの穂がキラキラと輝いていました | 広々と綺麗に草刈整備された防火帯を下る | ||
草刈の終わっていないところには山野草が沢山あります | 赤牟田の辻から見る縦走路はスキー場かゴルフ場のよう | ||
標識は鮎返新道(こもれび渓谷)はここから林へ入る | 目指す牛斬はこの縦走路遥か奥になります | ||
カヤとススキの中にもしっかりした標識が立てれれていた | 牛斬山頂から平に削り採られた一ノ岳が痛々しい | ||
リンドウ | ウメバチソウ | シロセンブリ | ハバヤマボクチ |
コルに立てられた標識 | 登山口の標識 | ||
駅まで歩く長閑な里畑には秋の主役の花が | 予定通り迎車の待つ16時採銅所駅に到着 |