2008年 英彦山の紅葉


【2008年11月9日(日)曇り


《コース》別所駐車場⇒(15分)⇒奉幣殿⇒(1時間20分)⇒中岳⇒(30分)⇒北岳⇒(50分)⇒
     望雲台⇒(15分)⇒豊前坊⇒(20分)⇒バードライン入口⇒(30分)⇒別所駐車場

 雨のため一日延期しての日曜日紅葉見物、シーズンとあって駐車場は登山者の車が溢れていた。
しゃくなげ荘から奉幣殿の紅葉は、もう少し時間がかかりそうな紅葉前線である。
八合目付近からは雨上りの風に乗ったガスが次々かかり、綺麗な紅葉がチラッ、チラッと顔を覗かせる。
山頂は3、5℃と寒く、押し寄せた多くの登山者が寒い風を避け避難小屋は超満員、仕方なく寒い外のベンチで食事を済ませた。
中岳から北岳にかけてのブナ林は殆ど落葉していたが、尾根筋樹林帯から見る周囲の山々斜面の紅葉は今が一番の見頃で
息を呑み込むほどの美しい光景が続きました。
尾根筋歩きの頃、遭難救助のヘリコプターが旋回して事故の気配は薄々感じていた。
ところが何と、私の山の友人が第一発見者でレスキュー隊の要請など迅速的確な判断で、我が身の危険を冒して
一人の若者を救助する生々しい大変な事故状況を帰宅後電話で聞き吃驚しました。
ハイキング気分で入山する若さ・無謀・無知・いくつも重なって起きるべきして起きた滑落事故のようだった、
安易な登山者への警告として強く心に刻み込んだ。
山経験豊富な彼が第一発見者であったことも幸いし、もし発見が遅れていたらあの寒さの中では大事件になっていたであろう。
いつでも楽しく安全登山を志す友人の勇敢な行動に感動と教訓をもらい、人の心と紅葉の美しさを一段と感じながら「ご苦労様、
ありがとう友よ」と叫びたい一日でした。 

竜門峡の紅葉 陽射しはないが、黄と赤の紅葉が綺麗
紅葉にはもう少しの奉幣殿表参道 枯れ木が立ち並ぶ千本杉の紅葉
昼時の山頂小屋は3,5℃と寒さを避けて超満員 霧に覆われた雰囲気も風情があります
次々に流れる霧間に見る、山肌の紅葉も一見の価値があります
北岳へ向う尾根筋から振り向くと上宮
樹林帯超しに見える周辺の山々の紅葉が見事です
樹林帯超しに見える周辺の山々の紅葉が見事です
遠く周辺の山肌斜面の紅葉が見事です
見渡す山々の紅葉が綺麗です
望雲台最後の鎖場 望雲台断崖からの眺望
望雲台へと繋がるトラバース鎖場 鎖場付近の紅葉
高住神社駐車場の紅葉 豊前坊、国道500号線沿いの紅葉

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