今年、2月平均気温が9,8℃高く、ソメイヨシノ開花宣言は平年より13日早く統計史上最も早い記録という。 例年なら4月初めが見頃の筑豊の名峰:福智山山腹の「虎尾桜」も早や咲き時季が気に掛かっていた。 そこに山友から、虎尾桜は今が見頃の情報を受け「虎尾桜」に会いたさから、韓国vs日本のWBC決勝戦、 TV観戦を諦め、ラジオ片手に今年の「虎尾桜」に会いに出かけた。 朝陽を受け麗しい孔高の一本桜「虎尾桜」が平日とあって人影もなく、ひっそりと迎えてくれる。 “息を飲み込むほど優雅である”30分ほど角度を変え表情を楽しんだ後、山頂へ向う。 上野越え近くにある天女(あま)桜に立ち寄り、青空の下福智山頂で昼食で寛ぎ、下山は途中の源平桜へ 迂回してみたが、ここはまだ蕾であった。 源平桜から約25分程下り、再度「虎尾桜」に会いにいった。 午後の陽射しを受け優しくキラキラ輝くピンクのエドヒガン桜の様は、なんとも形容しがたく美しい。 偶々とは言え、ここに到着した時イチローの一打で日本がWBC優勝を決めた瞬間でもあった。 あの現地で見た美しさをカメラでは表現できていないのは残念でならないが、絶好の天気とタイミング といい、今年の見事な「虎尾桜」と「WBC優勝」のオーバーラップは生涯忘れることはないだろう。 その後、時間的に早かったのでソメイヨシノ、枝垂れ桜、山桜など2000本咲く、添田公園へ移動した。 7分〜8分咲き桜の木々の間から覗く「そえだジョイ」と背景の青空が一体となって実に素敵でした。 また、園内は露天・ライトアップが設置され「さくらまつり」ムードでした。 |