高隈御岳(1182m)霧島矢岳(1132m)

         2009年9月22日()「曇り」…御岳のタカクマホトトギス観賞

タカクマホトトギスとミカエリソウの情報をNさんが得て、渋滞情報や民宿の隙を狙い、大型連休の最後に見に行くことになった。
北九州からの道のりと交通渋滞を避け早朝4時に出発、心配な高速道路渋滞にも合わず、登山口まで約400kmを南下。
登山口はわかり難いところであるが、これは鹿児島のTさんが下調べして、詳しい情報をいただいたので迷うことなく登山口
までスイスイと予定通り10時到着できた。
今日はタカクマホトトギス観賞が目当てであり、御岳だけのピストンをし明日の矢岳行きに備え霧島市へ戻らなれればならない。
何処もこの連休は大混雑と聞いていたが、ここの駐車場は3台しか先客がなく、登山者も少ないようである。
タカクマホトトギスは登山口から見かけ、登山道脇の中腹まで賑やかに咲いていました。
御岳は見た目より楽で短時間で登れるので、時間があるなら隣の双子岳か大箆柄山まで足を延ばしたい思いに駆られる。
山頂からは360度大パノラマ高隈山系の奥には桜島、霧島、開聞岳など一望でき、見下ろせばヨーロッパ風の建物の
鳴之尾牧場に志布志湾などが実に素晴らしい。

2009年 9月23日()「曇り一時雨」…霧島矢岳のミカエリソウ観賞

登山口が判らないため、高千穂ビジターセンターで尋ねると、今日は霧が発生して見通しが悪いし矢岳方面は道標もなく、
道迷いも多く、これまでの遭難事例を並べて脅され、初めてなら危険なので絶対止めて出直してと来てと諭される。
少々話しぶりに尻込みしたが、霧島連山そのようなところが?と冒険心はフッフッと湧いてくる。
行けるところまで行き引き返す覚悟で出発。途中幸いこの山の経験者に出会え事情説明し同行をお願い矢岳を目指した。
登山道の踏み後もしっかりしており、中高年夫婦や単独女性登山者にも途中出会い、巡視員のオーバーな話しぶりに、
より注意深くを肝に銘じて登ることにした。
涸れ沢にさし掛かかり、ここから急登という頃から雨がぱらつき、お目当てのミカエリソウも少し姿を見せるようになった。
山頂に近着くにつれその数も増し大群落が見られるようになった。運よく、丁度山頂に着いた頃には雨もあがり、ランチタイム
もそこそこ一面ミカエリソウ大群落見物に出かけた。
矢岳から竜王山へ向う途中、チクシコウモリの群落も見ることができ。竜王山から20分ほど下山した沢に炭化木がある。
道迷いの注意はこの炭化木のある一帯を指していたのかも知れない、テープ目印をしっかり確めたら心配はなさそうでした。

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