冬晴れの雲仙

2010年1月17日()快晴

(ルート) 仁田峠(09:40)⇒妙見岳(10:10)⇒国見岳(11:10)⇒⇒国見別れ(11:25)⇒紅葉茶屋(11:40)⇒
      普賢岳(12:10〜12:50)昼食⇒紅葉茶屋(13:10)⇒あざみ谷(13:35)⇒仁田峠(14:00)

昨年、雲仙の美しい霧氷に出合え、もう一度見たーいと、寒気団が去り氷点下まで冷え込んだこの日霧氷見物
に出かけました。
早朝の車中から眺める道中の四方風景は厳しい霜が降りており、間違いなくあるはずの青空に純白の霧氷を
期待に心弾ませて出かけたが。
雲仙温泉辺りから様子が変わり仁田峠一帯は霜が少なくなり、仁田峠駐車場から見る雲仙山肌も白いものは
見当たらない。
暖かい陽射しを受けた斜面は融け落ちたのどろうと、密かな期待を抱きながら山に入るが裏斜面の樹林にも
やはり霧氷は付いていなかった。
霧氷は霧が枝に凍りついて冷気と風によりできるものだけに、その気象条件がなかなか難しい。
その条件とは *気温が0度以下になっていること。 *霧が発生していること*寒冷前線や冬型の気圧配置。
などから、毎日霧氷が発生するわけではなく、10日に1回か数日に1回ぐらいしか見ることはできないという。
遠方からでは、その日にうまく出合わないと観察することはできないので、タイミングが大事である。
今回は残念ながら霧氷を見ることはできなかったが、それでも真っ青な空に雲海に浮かぶ、久住連峰や阿蘇
五岳、霧島連山が眺められたことに満足。気象条件の難しさを知らされ、次の見事な氷形芸術に出合える事
を期待して帰路につきました。
《参考…仁田峠有料道路はH21年4月1日より小浜仁田峠循環線として無料開放となっていました》

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