裏英彦山の紅葉

2010年11月9日(火) くもり

(薬師林道〜裏英彦山登山口〜ケルンの谷〜南岳迂回路〜中岳〜北岳〜北岳肩から小ケルン〜裏英彦山登山口〜薬師林道)

7日(日)、英彦山の紅葉撮影に出かけた友人から、CD編集したきれいな画像をもらい、紅葉前線に、まだ間に合いそうな話。
きょうは、強風波浪警報がでて西風が強く、午後ところにより雨で冷え込むと天気予報は芳しくないが、かまわず行くことにする。
サイトにアップしている山仲間の英彦山情報を基に、紅葉が期待でき風を受けない裏英彦山の東山腹ルートを辿ることにした。
北岳の肩から東直下の山道は、まだ見事な紅葉が点在し、なにより見渡すかぎり山肌の紅葉のグラデーションが見事でした。
景観に癒され、フカフカした落ち葉絨毯を踏むのは心地よく勿体ないほどである。しかし、あまり景色に見惚れ気をとられていると
テープもなく、踏み跡は深い落ち葉で所々消えて不明瞭な地点もあり、道迷いになる恐れがあるので注意深く進む必要があった。
時間的な都合で、ケルンの谷から南岳迂回路へ這い上がり、尾根筋に上がると物凄い強風、表参道を登って来た登山者から
軽服の私をみて、どこを登って来たかと不思議がられた。 それもそのはずである、山頂避難小屋の気温は3℃と寒い。
尾根筋は冬の眠りにつく前の冬枯れの淋しさ。先ほどパラついた霙であろう、日蔭の吹き止りには、ちょっぴり雪が残っていた。
紅葉前線が高い山から里山へ移る様子をたっぷり眺めながら、今年もきれいな英彦山の名残り紅葉を楽しみ帰路についた。

   
 英彦山大権現:渓流の紅葉はため息の出るほどの 美しさでした
   
 英彦山大権現  国道500号線:豊前坊、高住神社前の紅葉
   
 もみじジュウタン  静かで淋しげだが、贅沢な登山道歩きでした
   
綺麗な紅葉だったのに、コンデジでは美しさを表せないのが残念です 
   
   
 ケルンの乱立する「ケルンの谷」  ケルンの谷から登り、南岳、北岳への分岐の小台地
   
南岳 迂回路途中から英彦山上宮と苅又山 
   
 13:00頃、山頂避難小屋の気温は3℃でした  中岳、北岳、縦走路のササはきれいに刈り取られています
   
 高原を思わせる縦走路のブナ樹林帯  山斜面の紅葉は見事でした
   
   
 落ち葉の舞う音がカサカサと聞こえてきそうです  そこに行かないとわからない、眼カメラが一番です
   
 少し陽ざしを受けると、更に紅葉が輝いて美しい  ズーツと眺めていられるケルンを羨ましいー
   

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